改正された建築基準法を満たすように設計し、施工したものであればシックハウス対策が万全だとはいえません!
健康に有害な影響を与えるとされている物質は、トルエン、キシレンなどの化学物質を含め多数あると考えられています。
また、住宅建材だけでなく、家具、防虫剤や芳香剤、化粧品、タバコ、ストーブ、あるいはそれらに使用される接着剤や塗料、ワックス類などの中にも化学物質の発生源になるものがあるといわれています。
国土交通省では、生活する上で次の2点をチェックポイントとして挙げています。
1. 適切な換気をこころがける。
2. 化学物質の発生源となるものをなるべく減らす。
長期間換気をせずにいると、発散した化学物質の濃度が高くなりやすくなります。換気を行う際は、複数の窓を開けて汚染空気を排出するとともに、新鮮な空気を導入することが重要です。また、身の回りで使用する日用品にも気を配ることが大切です。使用前に製品表示で確認したり、使用中に違和感を抱くようなことがあればすぐに使用を中止するなど、日常生活においてのシックハウスに対するの意識の向上が重要です。